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「ビットコインは年内に1100万円を突破する」その最大要因とは

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「ビットコインは年内に1100万円を突破する」その最大要因とは

クリフ・ハイ氏の2018年以降の予測

今回のメインテーマは、仮想通貨界隈で注目を集める未来予測プログラム「ウェブボット」主宰者で、元マイクロソフトのクリフ・ハイ氏による2018年、およびそれ以降の予測である。

昨年の12月26日、クリフ・ハイは元CNNの記者で著名なネットラジオ『USA Watchdog』を主宰するグレッグ・ハンターのインタビュー番組に出演し、2018年とそれ以降の予測を行った。もちろん予測の根拠はウェブボットである。

ウェブボットは「AI」ではない

先に進める前に、一点だけ注意しておこうと思う。ネットを見ると、ウェブボットは日本ではAIとして紹介されているようだが、厳密にいうとウェブボットはAIではない。ウェブボットはビッグデータから特定の情報を抽出するデータマイニングという手法を使っている。感情値の高い言葉をSNSやBBSなどから収集し、人々が感情的に反応する度合いの高い状況を分析するのがウェブボットだ。

他方AIとは、自己学習が可能なコンピューターのシステムのことである。囲碁の世界チャンピオンに勝利したAlphaGoなどは、あらゆる対局をシミュレートすることで勝手に自己学習し、どのような対局でも勝利することができるように進化する。

ウェブボットは、このような自己学習するシステムではない。したがってウェブボットをAIと呼ぶには無理があるだろう。もちろんウェブボットが最先端のテクノロジーであることを示す比喩的な表現として、ウェブボットをAIと呼ぶことは許されるのかもしれない。しかしこれはあくまで比喩であり、ウェブボットが実際にAIであることを示しているわけではない。

さて、このインタビューでは、仮想通貨の相場予想のほか、通常のレポートではカバーされていない幅広いテーマの予測が提示されている。特にアメリカ中心ではあるが、北朝鮮に関する興味深い予測もある。

今回の予測のもっとも顕著な特徴は、ウェブボットには非常に珍しく、予測の内容がかなり楽観的で明るいことだ。仮想通貨の出現と拡大で、これまでの悲観的な予測が大きく変更されたようだ。以下はその要点となる。

ビットコインの底値水準と再上昇のタイミング

・最近ビットコインは40%近く急落したが、これはビットコインの先物市場が解禁となり、膨大な資金がなだれ込んだ結果だと思われる。先物市場にとっては、遊ぶための新しいおもちゃがあたえられたかのような状況だ。

・このため、以前のウェブボットのレポートで予告したような「ワニの歯」に似た乱高下のパターンになったのだ。だが、30%や40%という変動はあまりにも激しいため、先物市場の投資家の多くは吹き飛んでしまう。

・この「ワニの歯」に似た乱高下のパターンはしばらく続く。そして2月半ばからは155万円(13880ドル)を底値として、そこから急上昇の過程に入る。5月になると驚くような価格水準になっているはずだ。
ビットコイン価格は2018年内に1100万円(10万ドル)を突破する

・ところで、ウェブボットの予想が前倒しで早期に実現しているので、タイミングは的中してはいないのではないかという指摘がある。ウェブボットでは2018年2月には155万円になると予想し、またその後は220万円になるという予想だったが、これらの水準は早期に実現してしまった。

・しかし、ウェブボットが予測しているのは、これ以上下落しないという底値なのである。「ワニの歯」のような乱高下を繰り返している状況での最高値を予測しているわけでは必ずしもない。

・ウェブボットのデータでは、いま世界人口の1.2%程度の人々が仮想通貨市場に投資しているとある。しかし2018年には、これが13.8%に拡大する。新しい人々が一気に仮想通貨市場になだれ込むのである。

・これが引き起こす価格の上昇は激しい。まず710万円(6万4000ドル)まで上昇し、その後2018年内に1100万円(10万ドル)を突破するとある。だがいつものように、710万円の水準に達すると30%を越える調整があることは間違いない。

ビットコインと、金と銀の価格について

・まず銀についてだが、以前からウェブボットのレポートにあるように、銀を使用するテクノロジーが発展するので、価格は急騰する。このテクノロジーはエネルギーに関連したものだ。

・たとえば、いまのコンセントとは異なり、ワイアレスで電気を送る小さなデバイスなどが開発される。そのようなデバイスに銀が使われるのだ。

・このため銀はこれまでのような取引手段としてではなく、原材料として見られるようになる。このような需要の増大に伴い、銀の価格は1オンス、600ドル程度にまで上昇する。2018年にはこの水準になるのではないだろうか?1000ドルまで達するとするデータもあるが、これは2019年だろう。

・ところで金だが、2月にはビットコインの3分の1程度の価格水準になるだろう。その後秘密が暴かれ、金の保有量が公式に発表されている水準よりもはるかに低いことが判明する。これが金価格に影響を与えるだろう。
・現在、中央銀行を中心とした既存の金融システムはゆっくりとした崩壊期のなかにいる。2018年にはイタリアやドイツの銀行破綻が引き金となる金融危機は起こるだろうが、その影響は思ったほど拡大しないはずだ。

・それというのも、仮想通貨を中心とした分散型の金融システムが急速に台頭し、中央集権的金融システムの崩壊のショックを吸収してしまうからだ。2020年代から現在を振り返ると、まさに中央集権的なシステムから分散型のシステムへの歴史的な移行期にいることが分かるはずだ。<中略>

以上である。一読して分かるように、これまでのウェブボットの予測では見られないような楽観的な予測であった。この楽観性の根拠にあるのは、ブロックチェーンと仮想通貨という2つの革新的なイノベーションがもたらす効果である。それは既存の社会と経済を根本から変革する起爆剤として作用する。

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