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量子耐性のブロックチェーンの開発によって、暗号通貨に終わりは訪れない!?

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1月6日の日経新聞の記事は、量子コンピューティング時代の到来を確信した暗号通貨投資家の心をくすぐっています。

総務省は、公的データをブロックチェーンに移し替えて管理しようと、1年前以上前から実証実験を繰り返しています。

ぞっとする話ですが、総務省は、マイナンバーシステムも、このブロックチェーン・システムに統合し、国民の個人データを一人一人個別に管理しようとしています。

<省略>

米国のコーネル大学が最近発表した論文は、シンガポール国立大学(NUS)のディヴッシュ・アッガーウォル(Divesh Aggarwal)氏とその同僚が、量子コンピュータが、ビットコインのセキュリティプロトコルにいかにダメージを与え、それが悪用される可能性について検証しましたことを伝えています。

また、マサチューセッツ工科大学のテクノロジーレビュー(MIT Technology Review)でも説明されているように、これらの暗号プロトコルは、データを数学系の関数に変換するためにアルゴリズムを使用しているということです。

今のところ、現代のノイマン型のコンピュータの能力では、こうした暗号プロトコルを使用しているブロックチェーンをクラックさせることは事実上不可能ですが、量子コンピュータなら、現在のブロックチェーンは逆に食い物にされて悪用されてしまう危険性を内包していると言えます。

レビューには、シンガポール国立大学アッガーウォルと彼の同僚は、量子コンピュータがビットコインのセキュリティをどのようにして破壊してしまうか、2つの方法で調べたことが簡潔に書かれています。

ごく噛み砕いて言えば、従来のノイマン型コンピュータでは不可能とされている大量のマイニングを、量子コンピュータが一瞬で行うことによって、ビットコインの暗号鍵が、いとも簡単に解読されてしまうということです。

「51%攻撃」については、すでに触れたように、ビットコインのマイニング企業が、ブロックチェーン・ネットワーク上の計算能力(コンピュータ・パワー)の51%以上を掌握してしまった場合、彼らに悪意があれば、その多数のコントロールを自分たちの利益のためのアクティビティに使用することができてしまうのです。

しかし、マイニングを行っている世界中の大方のビットコイン・マイナーが、最新型の量子コンピュータ「D-Wave 2000Q」を導入したとしても、彼らが現在使っている数万台もの特定用途向け集積回路( application-specific integrated circuits: ASIC)に対してスピードにおける優位性を確保することは難しいと見ている研究者たちもいます。

そうした研究者たちは、おそらくは、より高性能の量子コンピュータが開発されるまでの今後10年間は、悪意のある目的のために量子システムを使用することはできないだろうと楽観視しているのです。

しかし、その見立ては甘くはないのでしょうか?

<中間省略>

・・・マサチューセッツ工科大学のテクノロジーレビュー(MIT Technology Review)によると、「ビットコインは、まだ現在のセキュリティ・プロトコルを改訂する計画はないが、使用可能な量子コンピュータが登場するまで、まだ10年ないし20年はかかるため、暗号化プラットフォームの暗号化メソッドを再検討する時間は残されている」ということです。
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