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懲りない面々!インフルエンザなど『致死性ウイルス』の製造研究再開

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米政府、致死性ウイルスの製造を解禁
2017.12.20 Wed posted at 11:45 JST

米政府が致死性ウイルスの製造を解禁
(CNN) 米国立衛生研究所は19日、インフルエンザなど致死性ウイルスの製造研究再開を認めると発表した。「公衆衛生を脅かす病原体の急激な進展に対し、戦略と効果的な対策」を確立するための研究が必要だとしている。
国立衛生研究所のコリンズ長官はウイルス研究に関する新しい枠組みを打ち出し、現時点で3種類のウイルスについて、研究にゴーサインを出した。ただし、科学的審査委員会で、リスクを上回るメリットがあると判断した場合に限って認めるという条件を付けた。
インフルエンザウイルスと、重症急性呼吸器症候群(SARS)および中東呼吸器症候群(MERS)に関する研究は、これまで3年間にわたって一時的に禁止されていた。こうしたウイルスについては、もし新型ウイルスが適切に保管されず、研究施設から流出すれば、何百万もの生命が危険にさらされかねないと危惧する声もある。
米国では2014年、疾病対策センターの職員数十人が手違いで炭疽菌(たんそきん)にさらされるなど、政府の研究施設で危険な病原体の扱いに関する不手際が相次いだ。このため病原体の扱いや保管の方法を検証する必要があるとして、同年、政府が研究に待ったをかけた。当時コリンズ長官は、バイオセキュリティー上のリスクについて理解を深める必要があると述べていた。
研究の再開は、安全な研究と迅速な対応ができる能力を実証した施設に限って認められる。研究には「倫理的な正当性」が必要とされ、研究のために製造・移転・使用される病原体は、「将来的に人のパンデミック(大流行)を引き起こす確実な原因になり得るという合理的判断がなければならない」としている。

以上引用
cnn.co.jp/usa/35112238.html

これ、極めて危険ですよね。以前、こんなことがありました。

以下引用wired
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2005.04.14 THU 01:00
悪性インフルエンザ・ウイルス、世界中に誤配布

50年前に大流行して大量の死者を出した「アジアかぜ」(A/H2N2)ウイルスの試料が含まれる検査キットが、世界18ヵ国の数千にのぼる研究所に誤って配布されていたことがわかった。世界保健機関(WHO)は、地球規模の感染につながる恐れも皆無ではないとして、この試料をすぐに廃棄するよう呼びかけている。


AP通信 2005年04月14日
 およそ50年前に大流行して多くの死者を出したインフルエンザ・ウイルスの試料が、誤って世界各国の数千の研究所に送付されていた。この事態を受け、このウイルスによるインフルエンザの大流行を防ごうと世界中の科学者たちが対策に追われている。ある研究者はこの誤送付を「思慮が足りない」と批判している。

 世界保健機関(WHO)はこのウイルス試料が送付された18ヵ国、3747を超える研究所――その大半は米国にある――に対し、わずかではあるものの地球規模の感染が起こる危険があるとして、試料を廃棄するようにと呼びかけた。米メリディアン・バイオサイエンス社(本社オハイオ州シンシナティ)が提供した品質管理検査キットにこのウイルスが含まれており、各研究所に送付されてしまったのだ。

 ジョージア州アトランタにある米疾病管理センター(CDC)でインフルエンザ部門の責任者を務めるナンシー・コックス博士は、「危険性は低く、われわれはすでに適切な措置を取った」と述べた。

 一方、WHOのインフルエンザ部門の責任者であるクラウス・ストール博士はコックス博士の意見に同意しながらも、「万が一感染したら重症になる危険性は高い。このウイルスの伝染性が強いことは周知の事実だ」と述べた。

 このウイルス――1957年に大流行した「アジアかぜ」(A/H2N2)――による死者は、全世界で100万〜400万人にのぼった。1968年以降のインフルエンザ・ワクチンにこの型は含まれていないため、この年以降に生まれた人にはこのウイルスに対する抗体がほとんど――あるいはまったく――ない。

 ジュネーブのWHOが12日(現地時間)に出した発表では、この試料の配布に関連した研究所職員の感染は報告されておらず、「一般市民が感染する危険性は低いとみられる」としている。

 感染のリスクは低いとはいえ、ストール博士はこのサンプルを誤って配布した企業の判断は「思慮が足りない」もので、「残念」だと批判した。
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 メリディアン・バイオサイエンス社が作成した検査キットにこのウイルスが含まれていることをCDCが知ったのは8日(米国時間)だった。このキットは、研究所の品質管理の確認や認証取得の目的で検査能力をチェックするのに使われるもので、同定用ウイルスが含まれている。メリディアン・バイオサイエンス社はこのキットを、そうしたチェックを支援する少なくとも4つの団体向けに作成している。

 その中でも最大の団体、米国臨床病理医協会(CAP)は、昨年から今年2月末にかけて、3747の研究所に検査キットを配布したと発表している。

 CAPの職員ジャレド・シュウォーツ博士によると、メリディアン社はインフルエンザの試料を作成するように依頼され、保存していたウイルスの中からこの1957年のA/H2N2株――2000年にある「病原菌ライブラリー」から入手したもの――を選択したという。

 CAP以外の検査キット配布機関にもこの菌株を使用したところがある。シュウォーツ博士は、メディカル・ラブ・エバリュエーターズ(Medical Lab Evaluators)、米国生物分析協会、米国家庭医協会(AAFP)の名前を挙げている。

 メリディアン社の関係者からはコメントを得られなかった。

 この検査キットを受け取った研究所の大部分は米国にあるが、ベルギー、バミューダ諸島、カナダ、ブラジル、フランス、ドイツ、チリ、香港、イスラエル、イタリア、日本、レバノン、メキシコ、韓国、サウジアラビア、シンガポール、台湾の研究所にも配布されている。

 米国外にある一部の研究所では、すでにこれらの試料を焼却処分しているとストール博士は述べた。WHOは、残りの試料も15日までに焼却されることを期待している。

 検査キットには名前を伏せた試料が含まれており、研究所がテストに合格するにはこのウイルスを同定する必要がある。こうしたキットに含まれるインフルエンザ・ウイルスは、現在流行中、あるいは最近流行したウイルスであるのが一般的だ。
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 ある試料にA/H2N2が含まれていることをカナダの研究所が検出し、WHOに3月26日[WHO発表による]に報告があった。その後の調査によりこれが1957年に流行したアジアかぜのウイルスに似ていることが判明した。

 WHOはこのキットを受け取った各国の保健機関に通知し、試料をすべて廃棄するよう呼びかけた。CAPは各研究所に対して、試料をただちに焼却し、その処置について文書で報告するよう依頼した。

 数千の研究所にウイルスが誤って配布された今回の件を受け、致死性の病原体の安全な取扱いをめぐる問題が改めて注目を集めることになった。2001年に郵便で送られた炭疽菌によって5人の犠牲者が出る事件が起こり、米国では規制が強化されている。

 コックス博士によるとCDCは、今回、危険なインフルエンザウイルスを何者かが故意に紛れ込ませたといったことは、まずありえないと考えているという。「ウイルスを広めたいと思っているなら、その最初の送り先を研究所にするのは賢いやり方ではないだろう。病原体を封じ込める方法を心得た職員が揃っているからだ」

 しかしストール博士は、世界中の研究所には、今回の件とは別の経路で1957年のウイルスの菌株を入手し、保存しているところがあると指摘する。「各研究所の冷蔵保存庫の奥にしまわれているこうした試料をどのように扱うべきか、世界全体で考えるべきだ」とストール博士は語った。


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