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世界が注目する「中国の決済革命」《アリペイ》

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驚くべき「アリペイ」「ウイチャットペイ」の浸透状況

さて、こうして無事に準備できた「アリペイ」と「ウイチャットペイ」を携えて街に出てみると、それは本当に驚きの連続。まず、街中の至るところ、いやすべての店に、下記のような「アリペイ」と「ウイチャットペイ」が使えるQRコードが貼ってある。
例えば、現地で足を踏み入れた見た目いかにも怪しい食材市場。同行した企業の現地支社長をして「あそこは近所だけど、怪しくて足を踏み入れたことがないです・・・」というような場所で、床は水でびちょびちょ。食肉や野菜などが割と無造作に並べられた店舗が軒を連ねる。
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そんな店でも、この写真の通り、「アリペイ」「ウイチャットペイ」が用意されている。実際にやりとりをしてみると、こんな手順だ:
1. 自分が購入したいものを選ぶ
2. 店のおばちゃんが、買い物の合計金額を紙に書いて見せてくれる
3. 店に貼ってあるバーコードを「アリペイ」で読み込む
4. おばちゃんが見せてくれた金額を、自分で手元のアリペイの画面に打ち込む
5. 決済完了の連絡が、おばちゃんの手元のスマホに届き、完了

・・・実際にこうやっておばちゃんとやりとりをすると、あまりにあっけなく、そして自然におばちゃんが対応をしてくれることに驚く。

タクシーに乗ったときも同様。運転手が金額をメーターで見せてくれたあとに「ウェイシンジーフー(ウイチャットペイで払うよ)」と言うと、運転手がニカッと笑い(外国人で現金やカード以外で支払ってくれるのは、手間が省けて嬉しいらしい)、自分のスマホに提示されるQRコードを提示してくれる。あとは、上記のお店と同様。
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グッチでアリペイを使ってみたところ・・・

このような状況は、街中の普通の店舗だけでなく、最近の上海の経済状況を反映して乱立している高級ショッピングモールでも同様だった。「本当に使われているのか?」を検証するために、今回は自腹でさりげなく、日本では決して入ることのない高級モールの中でも高級感をひときわ放つ、グッチの店舗で実験。

颯爽と入店すると、さもさりげなさげに「ちょっと靴を探してるんだけれど」と前振りし、店のスタッフに靴を持ってきてもらう。しれっと物色し、日本円で約10万円の靴を決定。そのままレジのに持って行ってもらうと、これみよがしに「アリペイで支払いしたいんだけれど?」と振ってみる。すると、先方は何事もなかったかのように支払い手続きを進めていき、決済完了・・・

この自腹で10万円の紳士靴購入は痛かったものの、お客さんということでグッチの店舗マネジャーに話を聞くと、以下のようなコメントが。

「例えばこの店舗だと、10万円以上のような買い物であってもだいたい40〜50%くらいがアリペイでの決済。残りがクレジットカードですね。この1〜2年くらいで一気にアリペイが伸びてきました」

そう、このグッチの店舗を始めとして高級ショッピングモールの中でも、ほぼ全ての店舗で決済手段のメインに「アリペイ」が使われているのだ。
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