
11月26日、NHKBS1が
「原発事故7年目 甲状腺検査はいま」
という番組を放送しました。

地上波NHKが政府を忖度する広報機関なので、あまり期待できない
内容かと思っていたら、BSには多少の良心が残っていたようです。
岩田明子が登場しないからでしょうか。
甲状腺ガンの全国発症率が100万人に一人の確率なのに比べ、
福島の平均は100万人あたりの発症率に換算すると510人という
結果が出たそうです。
調査対象38万人中194人が発症してたんですね。

つまり全国平均の500倍の発症率ということになります。
これで異常がないと言うほうがおかしいでしょう。

甲状腺ガンが増えようが「因果関係不明」で押し通す政府。
したがって東日本の国民に発がん率が上がっても「因果関係不明」。
バタバタ死に始めた時に初めて「放射能の影響」が出てくるのです。
しかしドラマや映画のようにバタバタ死ぬなんてあり得ないのです。
5年、10年の長いスパンで一人また一人と影響が出るので感覚的には気がつきにくいだけなんですね。
ちょうど「ゆでガエル症候群」のように・・・。

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