
「現在の人類はコンピュータ・シミュレーションの中に生きている可能性がある」
ことについての概念について記した記事でした。
要するに、過去から現在まで、「私たちが経験しているこの世の現実(だと思っている存在)は、何らかのシミュレーションである可能性がある」という説は続いてきていたということのようです。
しかし、こういう説や主張を、哲学者や理論物理学者、あるいは天体物理学者などが言うのであれば、「まあ学問の話として」のようなとらえ方で、適度に受け流せる部分もあるのですが、先日、アメリカの銀行バンク・オブ・アメリカが顧客に向けたレポートの中で、「私たちがコンピュータ・シミュレーション(仮想現実)の中に生きている可能性は、20パーセントから 50パーセントある」としていたことが、報じられました。
それが冒頭のものですが、この記事は、経済メディア「ビジネス・インサイダー」に載せられたものであり、そういう投資や金融関係の場に「私たちがコンピュータ・シミュレーションの中にいる可能性はそれなりに高い」と報告されていたというのを、一体どうとらえればいいのかという感じはあります。
もちろん、バンク・オブ・アメリカは銀行であり、そのレポートは、顧客に向けて「資産保全等に対しての情報」を発信していると思われるわけで、たとえば、今回のレポートの締めの文章も、
「(この世界が仮想現実だとした場合の)投資への影響は今のところは不明だ。」
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あなたの金融資産そのもがマトリックスかも知れない・・・20~50%の確率で消えてなくなっても
文句はいえないよ!・・・だってマトリックスだから!
量子物理学の理論をインチキ金融工学の墓穴の穴埋めに利用する為の前説ですか・・・笑っちゃうネ
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◆金の亡者に贈る歌
祗園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらは(わ)す。
おごれる人も久しからず、
唯春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、
偏に風の前の塵に同じ。
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何千年前から坊主は知っていました・・・
『色即是空』 『空即是色』
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色即是空:万物(色)を本質的に突き詰めると、実体は存在しない(空)
空即是色:なにもない所(空)に、意味づけと認識によって存在(色)
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