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民主党内で「分党案」、浮上…維新に配慮

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民主、維新両党による新党構想を巡り、民主党の分党案が党内で浮上している。

 民主党の一部が新党を結成し、維新を糾合する計画で、民主党への吸収を拒否する維新側の主張に配慮したものだ。しかし、民主党を分割するという「奇策」だけに、党内の理解を得られる見通しは立っていない。

 分党案は、民主党を存続させたまま、一部議員が党を離れて新党を作る「分派」の手続きを踏むものだ。新党は夏の参院選後、民主党と合流する。旧みんなの党出身の維新の参院議員5人は国会法の規定で民主党には合流できないが、新党への合流は可能だ。民主党は存続するため、同党にとっても維新側が強硬に主張する解党を当面は回避できる利点もある。

 分党案は、岡田代表が最近の幹部会合で提示した。ただ、出席者によると、賛同する声は上がらず、合意に至らなかったという。実際、参院選での民主党と新党の連携策や新党の名称など懸案は多く、支持母体の連合も冷ややかとされる。岡田氏は13日、高知市で記者団に「決まったらお話しする。(現時点で)コメントしない」と述べるにとどめた。

 12日の新党協議では、岡田氏が分党案を維新の松野代表に伝えたとみられる。協議が停滞する中、奇策をひねり出した岡田氏も「何とかまとめようと焦っている」(民主党幹部)ようだ。


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