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中東の次が極東!ミサイル軍拡競争が加熱する恐れのある朝鮮半島 いよいよカウントダウンか?

韓国と米国は、朝鮮半島に米国の戦略兵器を配備することについて話し合っている。韓国国防省のキム・ミンソク報道官によると、米国は北朝鮮に圧力をかけるため、朝鮮半島での任務に向けて戦略兵器の段階的な展開を今後も続けるという。
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現在、韓米両国軍の合同参謀本部が戦略兵器の段階的な展開について調整しているという。韓国の軍事専門家たちは、朝鮮半島に米国の戦略兵器を展開することについて、北朝鮮に核兵器製造が無意味であることを示す狙いがあると考えている。北朝鮮が4回目の核実験を実施してから4日後、米国の戦略爆撃機B52が、朝鮮半島上空を飛行した。現在、他の戦略兵器を派遣する案について検討されているという。韓国にはどのような兵器が派遣されるのだろうか?ロシアの軍事専門家、ウラジーミル・エフセーエフ氏は、次のような見方を表している‐

「現時点で米国には戦略運搬手段に搭載した核兵器がある。この他にも、戦術的運搬手段に搭載される可能性のある兵器がある。しかしこの兵器は、まだ兵器庫に保管されている。これと関連して、韓国では戦略爆撃機B52、あるいはB1が展開されると考えることができる。また恐らく韓国の港には、潜在的に核兵器運搬手段となる可能性を持つ空母が入港するだろう。一方で実際のところ、米国の空母に核兵器は搭載されておらず、核兵器が搭載されるのは、脅威が高まった期間のみとなる。このように韓国領内には、戦術核兵器の相当な装備が整えられる可能性がある」。

米国のこの軍事的準備のきっかけとなったのは、北朝鮮が最近発表した水爆実験実施についての声明だが、エフセーセフ氏は、北朝鮮の水爆実験は部分的にしか成功していないと考えられるとの見方を示し、次のように語っている‐

「北朝鮮が実施した核実験では、完全なる熱核爆発が起こらなかった。なぜなら原子爆弾の起爆装置の威力がわずか6キロトンだったからだ。これらの状況において、爆発したのは、熱核兵器の要素となっている熱核反応の起爆剤だと考えることができる。完全なる熱核爆発が起こったことを確認するためには、その威力が20キロトン以上でなければならなかった。しかしいずれにせよ、北朝鮮では現代型核兵器の開発が進められており、ディーゼル潜水艦のための海洋配備用核兵器運搬手段の開発も続けられており、米国の行動は賢明であるかのようにみえる。しかし米国の行動は、北朝鮮が新たな報復措置を承認する方向へ追いやるだけとなるだろう」。

米国が、同地域に自国の戦略兵器を展開することによって、未だに北朝鮮の核問題への対処に特別な熱意を示していない中国にも、一定の圧力をかけようとしているのは明確だ。これを念頭に置いた場合、地域では近いうちにも、ミサイル軍拡競争が加熱する恐れがあると考えられる。


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