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野生ゾウの襲撃で犠牲者15人、射殺も視野に インド環境当局



【AFP=時事】インド東部で過去数か月間に15人の犠牲者を出している野生のゾウについて、野生生物保護当局は9日、早急に事態を収拾できない場合は、このゾウを近く射殺する可能性があることを明らかにした。

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 同国ジャルカンド(Jharkhand)州森林・野生生物保護管理当局のL・R・シン(L.R. Singh)氏は、8日夜に新たな犠牲者が出たことを受け、保護区のレンジャーやハンターらが同州に集まっていると述べた。

 気性の荒いこのゾウは今年3月、ビハール(Bihar)州で4人を踏みつけて死亡させた後、隣接するジャルカンド州へと移動し、ここでさらに11人の命を奪ったとされる。

 シン氏は、「現在、専門家らのチームが解決策を話し合っている。ゾウの射殺も選択肢の一つだが、それは最終手段。一両日中に答えを出す」と語った。

 このゾウをめぐっては、群れからはぐれた個体とみられており、村々に出没しては住民らを襲っている。

 シン氏によると、森林に覆われたジャルカンド州では年間約60人がゾウの襲撃により命を落としているが、インド全体では今年5月までの3年間でゾウやトラに襲われて死亡した人は推定1100人に上るという。【翻訳編集】 AFPBB

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